支援内容

「ぴあの」の特徴

多機能型

多くの放課後等デイサービスが就学期以上(6歳~18歳)の子どもたちを対象としているのに対し、「ぴあの」では学齢期以前の児童発達支援の子どもたちも同じ施設内で同じ時間に生活します。
定員は10名ですので同世代のお友達は少なくなりますが、年齢の幅が広い(いわゆる縦割り集団)にすることで、一人ひとりの成長に合った自分の居場所を見つけやすくなります。

常勤職員

同じ規模の他の事業者と比べても常勤職員の数は多いです。
全員児童指導員任用資格者で児童指導員として子どもたちを支援しています。そのうち、2名については児童発達支援管理者の資格も有しています。
常勤職員が多いとサービス提供時間(実際に子どもたちを支援している時間)に配置できる職員の数は若干少なくなります。ただ、子どもたちのいない時間にも出勤している専門の知識を持った常勤職員が多い方が、一人ひとりについての情報共有、支援の方向性、当日の支援の準備、行動予測や危機管理など、職員同士で話し合って準備しやすいと考えています。

ロケーション

「ぴあの」は河原町通に面した都会の真ん中、交通至便な場所に位置しています。近くには鴨川が流れ、都心にありながら自然豊かな場所が身近にあり、特に幼児でも徒歩でいける鴨川河川敷公園は、豊かな自然と四季折々の風景を全身で感じることのできる場所です。
しかも、遊具のない公園のため、公園へ行くと鳥や魚の姿を追い、野の花や虫たちを観察し、川に設置された飛び石を渡り、夏にはサンダルを履いて川の水に足をつけ…、自ら遊びを工夫して過ごします。
このロケーションを最大限に活かし、子どもたちが健康でたくましく、感性を高め心豊かに成長できるよう支援しています。

小さな事務所

「ぴあの」は大きな事業所ではありません。
しかし、小さな事業所だからこそ可能な、きめ細かな対応を心がけています。子どもたちの支援に関してはもちろん、一番近くで支えておられるご家族の皆様の支援も大切と考えております。ご家族の皆様の想いやご都合にも、できるだけ応えられるようにしたいと思っています。
大きなことはできませんが、どんな小さなことでもお気軽にお話、ご相談いただき、子どもたちのみならず、少しでもご家族の皆様の力になり、支援させていただければと思っています。

「ぴあの」の特徴

「ぴあの」の支援内容

「ぴあの」では、子どもたちの成長を支援するにあたって、大きく3つの段階に分けて支援を組み立てていきます。
遊びの中から生まれる子どもたち同士のコミュニティを大切に、行動を分析し、お友達同士関わる力をつけることに重点を置いています。
 近くに鴨川公園のある立地を活かして、飛び石遊びなどの河原遊びや、昆虫や水生生物、草花など自然に触れ、一人ひとりが感性豊かでたくましく成長できるよう支援しすることを心がけています。

1.初めまして

初めまして

 ご本人との出会いから、まず家族以外の人が関係をつくることに重点を置いて接します。お子様と仲良しになること。「ぴあの」が心やすらぐ場所となるための第一歩となります。
この時期はいろいろなスタッフが接触を試みます。
スタッフがまず一番になって仲良しになります。この期間に、お子様と一緒に遊び、楽しみながら様子を観察し、基本的な療育方針を保護者の方と検討し、決めていきます。
可能であれば他のお友達と交流しますが、この段階ではスタッフとの関係がメインになります。

支援のプログラム
  • 簡単な手遊び、リトミックなど
  • バランスボールを使ってのボールころがし、ボール投げ、バランス運動など
  • 紙を使った作業での、手指の機能向上(ちぎる、折るなど)
  • 鴨川河川敷公園、その他公園での外遊び

2.みんな仲良し

みんな仲良し

 この段階では、よりたくさんの人が関わることにより、人間関係の幅を増やしていきます。
スタッフはもちろん、お友達の中にも仲良しを増やしていきます。
ただ、すぐに結果を求めるわけではなく一人ひとりのテンポに合わせて進めていきます。
この時期から、いろいろな運動器具や知育玩具を使って、遊びを通じて楽しみながら、療育プログラムと向き合っていきます。

支援のプログラム
  • スタッフとの手遊び、リトミック、簡単なダンスなど
  • 補助員を付けた状態で器具・用具(はしご段・トランポリン・バランスボールなど)を使っての運動
  • 筆記具、折り紙などを使っての手指の機能向上(線を引く、形を描く、簡単な折り紙、ブロックなど)
  • 絵本の読み聞かせ、フラッシュボードや絵カードを使って言葉の支援
  • 鴨川河川敷公園、その他公園での外遊び
  • スタッフを介してお友達とのコミュニケーションづくり

3.ぐんぐん伸びる

ぐんぐん伸びる

こちらの段階からは、本格的に課題に取り組む時期となります。
課題解決のための療育活動(知育や言葉、体幹、手指の動きなど)と、自由な遊びを組み合わせながら、楽しく成長できる環境を提供できるよう整えていきます。
またお友達などお子様同士のコミュニケーションづくりを少しずつ行っていきます。ソーシャルスキルトレーニングの本格的なスタートになります。
ここからは、この環境に慣れていき、コミュニケーションを交えながらぐんぐんと成長していきましょう。

支援のプログラム
子どもたちが、お友達同士で行う自由な遊びの中で、応用行動分析を行いソーシャルスキルトレーニングを中心に支援していきます。
また、前段階プログラム(上記1と2の支援プログラム)を発展させて支援を行っていきます。

一人ひとりの特性に合わせて

上記のような支援のステップを、お子様一人ひとりの現状を的確に把握したうえで実践していきます。
現在の段階から次の成長・発達に向けて、ご家族と一緒に考え、それぞれに合った支援計画を提案し、個別または集団での支援を行います。

一人ひとりの個性を大切に

物事の好き・嫌いや、得意・不得意を把握し、できそうなことを見極め、お子様の「できたときの喜び」を共感することで、お子様が自信を持って、「主体的に行動できる」よう支援します。

家族支援

核家族化にともない、子育ての環境は、インターネットなどで情報が氾濫しています。
子育てに関する親御様へのサポートなどにも取り組んでいます。

安心・安全

一人ひとりの特性を踏まえ、計画、方法を検討します。そのためにはご家族からの聞き取りも重要です。
苦手な部分や得意な部分、気になる部分まで細かく把握することで指導の可能性を広げていきます。
また、作成した個別支援計画は状況により常に修正を加えていきます。それぞれに合った指導により、より効果的に成長・発達を促していきます。
お子様によって発達や成長のステップは異なるため、環境の変化に合わせて個別計画を更新していきます。
指導目的、指導内容、達成結果を定期的にご家族へ説明することで、ご家庭と連絡を密にし、一体的な指導を実現していきます。

お問い合わせ

ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先
放課後等デイサービス・児童発達支援事業所 ぴあの

TEL 075-744-0755075-744-0755
FAX 075-744-0789

営業時間 9:00~18:00 定休日 年中無休
※日曜日は要予約

お問い合わせ